・事前に設定しておく複数のポイントに対し、連続的な位置決めを行う。
・アーム長であるL1／L2は、機械固有の値を設定。
・通過するポイントは、単純なX／Y座標データを設定するのみ。オペレータによるティーチングや、MMIを利用した設定も可能。
・各ポイントでは、別に設定されたシーケンスを実行可能。
・各ポイントの通過条件として、停止する必要のないポイントに対してはそのポイントの内側を円弧状に通過する機能（パス機能）の設定が可能。

超高速演算と同調位相制御による、高速・高精度のモーション制御ですので、移動途中の軌跡の精度も補償できます。

外部エンコーダ等の入力に対する、同期制御も可能です。

1台のMP2200にて、複数セットの2軸アームロボットの制御が可能です。

したがって、従来の様に、ブロック別にコントローラを分けることなくシステムが構築できますので、コストパフォーマンスに優れています。

座標変換の関数やモーション制御のプログラムは標準化しており、様々な用途に応用可能です。

アームL1、アームL2の設定はパラメータ化していますので、機械系の違いにもフレキシブルに対応できます。

座標データは、汎用のタッチパネルや簡単なティーチングBOXにても容易に設定可能です。（設定できる座標ポイント数は、MP2200のレジスタ数に依存します）

品種別の座標データが必要な場合でも、容易な管理が可能です。

座標データの移動軌跡をパソコン上でシミュレートするアプリケーションソフトも準備しています。

アーム手首の回転やロボット全体の回転等、座標系に関連した制御軸の追加も可能です。